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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生45巻10号

1981年10月発行

文献概要

研究

女性の血圧と尿中Cl濃度の関係—既往歴別検討

著者: 角南重夫1

所属機関: 1川崎医科人学公衆衛生学

ページ範囲:P.823 - P.825

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はじめに
 食塩制限により血圧が下がる1)こと,食塩負荷によりラットに高血圧を発症できる2)ことなどから,食塩が高血圧の原因として注目されている.しかし,高血圧と食塩摂取との関係は,人の集団間比較では認められ3〜5)ても,集団内比較ではこれが認められる6,7)もの,認められない4,8)ものなどがある.これには調査対象の差のほかに,今までの研究では,性,年齢,既往歴などの分析が不十分であった点も関係していると考えられる.そこで今回,血圧と食塩摂取との関連を探るために,40〜69歳の女性について血圧と尿中Cl濃度(補正値)との関係を年齢別,既往歴別に検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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