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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生45巻11号

1981年11月発行

文献概要

大学とフィールド

学際化,国際化するフィールド—〈長崎大学医学部公衆衛生学・衛生学〉

著者: 和泉喬1 平田文夫1

所属機関: 1長崎大学公衆衛生学

ページ範囲:P.906 - P.907

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●フィールドワークの歩み
 大正13年開講の衛生学教室と昭和28年に発足した公衆衛生学教室とそれぞれ歴史は異なるが,戦後の再出発が原爆によって研究設備が壊滅した状態からであったので,両教室ともフィールドに研究の場を求めざるを得なかった.
 栄養学,農村医学に永い伝統をもつ衛生学教室では,故藤本名誉教授のもとで,長崎および佐賀県下の農漁村で栄養調査,労働代謝に関するフィールドワークが展開され,さらに中村 正現教授のもとで,基礎代謝の地域変動,気候による修飾の面の研究にも発展し,沖縄県を含めた日本各地で気候順応や老化,体位,体格に関するフィールドワークが行われて来ている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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