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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生45巻12号

1981年12月発行

文献概要

人と業績・18

ルドルフ・ウィルヒョウ—Virchow, Rudolf Ludwig Carl;1821-1902

著者: 小栗史朗1

所属機関: 1名古屋市南保健所

ページ範囲:P.976 - P.977

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 19世紀後半,ドイツ医学は世界の医学センターでありメッカであった.そのドイツ医学の象徴的人物がウィルヒョウである.
 彼は,「医学は1つの社会科学であり,政治は医学を大きくしたものにすぎぬ」といい,医学者としてまた政治家としてきわめて巾広い活動をした.病理学・疫学・公衆衛生・人類学の諸領域にまたがる巨大な業績とビスマルクの政敵としての政治活動は,医史学者アッカークネヒトをして「その業績は聳え立ち,その人物像は希有である」と評させている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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