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特集 第21回社会医学研究会総会報告
要望課題101〜104抄録
著者: 藤島弘道1 督相子2
所属機関: 1長野県伊那保健所 2滋賀県立総合保健専門学院
ページ範囲:P.120 - P.123
文献購入ページに移動私たちは,荒川区独自の手作り健診を誕生させてきた.ところが昭和54年5月,3者協(東京都医師会,衛生局,区側)は話し合いの結果,1歳6か月児健診を原則として医師会委託で実施する方針を出した.
当区医師会も委託化を強硬に要請してきた.医師会側は個別のメリットについて,①健診で健康者と異常者とのふりわけが可能,②住民に密着しているので一貫した経過観察ができる,③今後は健診事業には医師会があたるべきで,保健所は計画立案などの事務面の役割を担うべきである,としている.
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