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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生45巻5号

1981年05月発行

文献概要

講座 臨床から公衆衛生へ

鼻アレルギー

著者: 清水章治1

所属機関: 1国立相模原病院アレルギー研究部耳鼻科

ページ範囲:P.421 - P.423

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 鼻アレルギーは,鼻内掻痒,くしゃみ発作,水様性鼻漏過多,鼻閉など,一連の鼻症状を主徴とする疾患である.多くは,大気中に浮遊している微小な吸入性物質が鼻粘膜に付着し,そこに免疫学的な機構が介在して発症する.一方,眼や気管支の粘膜に同様に作用すれば,アレルギー性結膜炎や気管支喘息をも惹起する.
 以下に,その発症機序,疫学的背景,さらに予防と治療をめぐる諸問題について概説してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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