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講座 臨床から公衆衛生へ
文献概要
鼻アレルギーは,鼻内掻痒,くしゃみ発作,水様性鼻漏過多,鼻閉など,一連の鼻症状を主徴とする疾患である.多くは,大気中に浮遊している微小な吸入性物質が鼻粘膜に付着し,そこに免疫学的な機構が介在して発症する.一方,眼や気管支の粘膜に同様に作用すれば,アレルギー性結膜炎や気管支喘息をも惹起する.
以下に,その発症機序,疫学的背景,さらに予防と治療をめぐる諸問題について概説してみたい.
以下に,その発症機序,疫学的背景,さらに予防と治療をめぐる諸問題について概説してみたい.
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