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特集 乳幼児健診—その現代的課題を探る
乳幼児健診における神経学的発達評価の実際
著者: 前川喜平1
所属機関: 1慈恵医大小児科学
ページ範囲:P.441 - P.447
文献購入ページに移動健康診断1)とは,実際の診察により小児の発育状況を確認し,小児の健全育成に結びつけるものである.小児の特色として成長と発達があげられるが,成長とは身体的発育を意味し,発達とは生理的発達や精神・運動発達のような機能的発達を意味する.本論文の標題にある神経学的発達の評価は,このうちの精神・運動発達をいかに評価するかにある.顔面神経麻痺,弛緩性麻痺などの神経学的なものよりも,神経学的発達診断が主目的である.
以下,具体的に乳幼児健診をどのように行なうかについて紹介しよう.
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