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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生45巻6号

1981年06月発行

文献概要

特集 乳幼児健診—その現代的課題を探る

乳幼児健診における神経学的発達評価の実際

著者: 前川喜平1

所属機関: 1慈恵医大小児科学

ページ範囲:P.441 - P.447

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■はじめに
 健康診断1)とは,実際の診察により小児の発育状況を確認し,小児の健全育成に結びつけるものである.小児の特色として成長と発達があげられるが,成長とは身体的発育を意味し,発達とは生理的発達や精神・運動発達のような機能的発達を意味する.本論文の標題にある神経学的発達の評価は,このうちの精神・運動発達をいかに評価するかにある.顔面神経麻痺,弛緩性麻痺などの神経学的なものよりも,神経学的発達診断が主目的である.
 以下,具体的に乳幼児健診をどのように行なうかについて紹介しよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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