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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生45巻7号

1981年07月発行

文献概要

特集 悪性新生物の疫学

乳がん死亡率の最近における上昇傾向

著者: 湯浅秀1

所属機関: 1国立公衆衛生院疫学部

ページ範囲:P.551 - P.554

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■はじめに
 わが国の乳がん訂正死亡率は大戦後の長いあいだ,変動が小さく,ほぼ一定した値で推移してきた.ところが,昭和43年頃から上昇傾向になり,最近では目立った上昇を示している1)
 乳がん患者の治療方法の改善のために臨床方面では長いあいだ,研究が行なわれており,診療機器も進歩している.また,早期発見のための自己検診,集団検診なども普及されている.それにもかかわらず,死亡率は著しく上昇してきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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