icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生45巻9号

1981年09月発行

文献概要

資料

長崎県対馬における救急車利用の実態

著者: 永田寿礼1 石橋俊秀1 坂田秀雄1 加藤智一1 柳川洋2

所属機関: 1長崎県保健部 2自治医科大学公衆衛生学教室

ページ範囲:P.732 - P.738

文献購入ページに移動
Ⅰ.研究の目的
 道路の未整備,医療機関および医療従事者の不足,集落の分散などの諸条件により,離島の医療の確保には多く問題点がある.本研究は対馬における救急医療を例にとり,①救急車利用の実態を明らかにすること,②離島における救急活動の特殊性(所要時間,救急車利用の難易,予後など特に不利な点)を理解することを目的として実施された.調査の対象は後述するように救急車による患者に限られているので,救急医療の全貌を知ることはできないが,離島における救急医療活動の問題点を考えていく上での重要な基礎資料になり得ると考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら