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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生46巻1号

1982年01月発行

文献概要

大学とフィールド

農村保健から国際保健へ—〈新潟大学医学部公衆衛生学教室〉

著者: 須永寛

所属機関:

ページ範囲:P.69 - P.71

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 フィールドと研究室は車の両輪のごとく,両者あいまってはじめて公衆衛生学は成り立つということができよう.いうまでもなく,公衆衛生学の野外研究は単なる研究者の学問的欲望を満たすためのものではなく,地域社会のニードに沿うものであると同時に,得られた成果が地域住民の健康の増進に生かされなければならない.またフィールドは公衆衛生学教育の場としても極めて重要な役割をもつものである.ここに公衆衛生学の野外研究の意義が存在し,適当なフィールドの選定とその維持に対して,われわれが常に努力しているところである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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