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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生46巻2号

1982年02月発行

研究

隆起する死亡率青年の山

著者: 大久保正一1 久保喜子1 米谷祐子1

所属機関: 1日本大学医学部病院管理学教室

ページ範囲:P.126 - P.136

文献概要

 最近の年齢別死亡率曲線を半対数紙上に描くと乳児と老人に高く少年期に低いV字型を示している.さらにこの間青少年期に小さい山がみえ,なお壮年期にも,それより低いなだらかな山が築かれていることに気付く.
 この青少年期の小さい山(以下青年の山と略称)は,昔ははなはだ高く,結核によるものであった.したがって結核がなくなれば,この山は消減するもの,しかもこれは日本に特有であって結核の少ないアメリカには存在しないと思われていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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