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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生46巻5号

1982年05月発行

文献概要

特集 難病対策と福祉

難病患者の福祉対策のあり方

著者: 山手茂1

所属機関: 1茨城大学人文学部

ページ範囲:P.320 - P.324

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 現行の難病対策の基本方針を示している「難病対策要綱」(昭和47年)においては,難病対策の「柱」として,(1)調査研究の推進,(2)医療施設の整備と要員の確保,(3)医療費の自己負担の解消,があげられ,「このほか福祉サービスの面に配慮していくこととする」とされている.
 この方針にそって10年間進められてきた難病対策によって,(1)難病の治療技術は着々と進歩し,(2)専門医療施設がかなり整備され専門医も増加し,(3)医療費公費負担の対象患者は増加してきた.しかし,難病患者に対する福祉サービスは,まだ極めて不十分である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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