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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生46巻7号

1982年07月発行

特集 騒音

労働環境における騒音と健康影響

著者: 坂本弘1

所属機関: 1三重大学医学部衛生学教室

ページ範囲:P.442 - P.445

文献概要

 往時の産業現場では製缶などでの金属打撃くらいが騒音源であった.その後,生産や輸送の手段に動力が用いられるようになり,音源が多様化した.そのため,暴露レベルの上昇,定常的暴露,暴露時間の延長などをきたした.
 労働衛生の第一義的目標を職業病の防圧におくとすれば,職場騒音による健康障害としては第1に職業性難聴であり,第2に作用態様にもとづく職業病発症に対する騒音影響であり,第3に産業疲労との関連である.それらについて以下概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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