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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生46巻9号

1982年09月発行

文献概要

調査報告

老人病院における高年齢患者の知的能力について

著者: 黒沢和夫1 堀川郁英3 生富寛2 日野かをり3

所属機関: 1藤女子大学公衆衛生学研究室 2藤女子大学教育心理学研究室 3西ノ里恵仁会病院

ページ範囲:P.631 - P.634

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 わが国も老齢社会を迎えているが,老人の老化並びに老人病の防止は社会的にも重要課題となっている.老人の知的能力は加齢と共に減退するのはやむをえないが,その減退の度合いをできるだけ少なくすることが大切である.老齢でありながら旺盛な社会活動をしたり,指導的立場にある人も珍しくないが,一般に養護施設に入所している人や,他入との交流に乏しい老人の中には知能減退の著しい例をよくみかける.
 著者らは脳卒中等の老人患者の診療やリハビリテーションにあたっているが,今回脳卒中を中心とした老人患者における知的能力の実態を調査する機会をえたので,その一部を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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