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行政からのプライマリ・ヘルスケアへのアプローチ(4)—予防接種(特に百日咳ワクチン接種)について.松戸市の例
著者: 太田重二郎1 中山章1 恩田一夫1 武田ます1 稲積英明1 唐木田淑子1
所属機関: 1松戸市保健衛生部
ページ範囲:P.55 - P.59
文献購入ページに移動予防接種は1948年6月30日公布,7月1日施行され,その後何回か改正されているが大きな改正はなく,対象疾患の1つ2つの追加または削除であった.1970年には伝染病予防調査会の中間答申が提出されており,内容は,1)予防接種の義務づけ,2)予防接種の対象疾患,3)費用負担,4)予防接種の副反応についてであった.4)は予防接種による無過失事故は国が補償または救済すべきである,との趣旨であり,答申提出後に種痘による死亡事故が起き,1970年8月1日から予防接種事故の国による臨時救済制度が発足した.
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