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日本列島
スパイクタイヤと道路粉じん公害
著者: 土屋真1
所属機関: 1仙台市東保健所
ページ範囲:P.120 - P.120
文献購入ページに移動10年程前から,ことに北海道・東北地方の車は,冬の滑り止めにスパイクタイヤを使用している.その後,舗装化・台数増・前後輪とも使用などとともに,市街の埃っぽさが増し,住民の苦情に繋がってきたように思う.
これに対し昭和57年5月,「仙台市道路粉じん対策委員会」が,市環境公害部および衛生試験所の調査研究成績,さらに北海道や外国の文献をまとめた「道路粉じん問題の中間総括」と題する報告書を出した.ここでは道路粉じんを環境問題として考えたことが特徴的であるという.ことに仙台市の2〜3月の降下ばいじん量は,全国でも上位にある.
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