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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生47巻2号

1983年02月発行

文献概要

日本列島

スパイクタイヤと道路粉じん公害

著者: 土屋真1

所属機関: 1仙台市東保健所

ページ範囲:P.120 - P.120

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仙台市
 10年程前から,ことに北海道・東北地方の車は,冬の滑り止めにスパイクタイヤを使用している.その後,舗装化・台数増・前後輪とも使用などとともに,市街の埃っぽさが増し,住民の苦情に繋がってきたように思う.
 これに対し昭和57年5月,「仙台市道路粉じん対策委員会」が,市環境公害部および衛生試験所の調査研究成績,さらに北海道や外国の文献をまとめた「道路粉じん問題の中間総括」と題する報告書を出した.ここでは道路粉じんを環境問題として考えたことが特徴的であるという.ことに仙台市の2〜3月の降下ばいじん量は,全国でも上位にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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