文献詳細
特集 ウイルス感染症
文献概要
近年の臨床ウイルス学の進歩は,感染症とその病原ウイルスとの関連を明らかにしてきた.
従来,ウイルス感染症については,インフルエンザ,麻疹,水痘のように比較的臨床症状が定型的なものは,一般に臨床診断が容易とされてきたが,呼吸器ウイルス感染症にせよウイルス性発疹症にせよ,その病原がきわめて多種であることから,病原診断なしでは確診は困難であることが判明してきている.
従来,ウイルス感染症については,インフルエンザ,麻疹,水痘のように比較的臨床症状が定型的なものは,一般に臨床診断が容易とされてきたが,呼吸器ウイルス感染症にせよウイルス性発疹症にせよ,その病原がきわめて多種であることから,病原診断なしでは確診は困難であることが判明してきている.
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