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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生47巻7号

1983年07月発行

文献概要

発言あり

校内暴力

著者: 井上一男1 加美山茂利2 川田素子3 寺田一郎4 務中昌己5

所属機関: 1北海道稚内保健所 2秋田大学医学部衛生学 3大阪府立公衆衛生研究所精神衛生部 4国民健康保険水原郷病院 5広島大学原爆放射能医学研究所

ページ範囲:P.401 - P.403

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優しさと思いやり,言葉は同じでも
 最近の社会現象,意見調査,若者の考え方等をみていると,現代の人間関係において最も大切なことは"優しさ""思いやり"のようである.それは過去においても同じであったろうが,その内容が異なるようである.
 われわれの職場でも,子供の頃から両親や学校の先生に叱られたことがなく,恐いものを知らずに育った職員がふえ,仕事上のミスで上司に注意されたり,叱られたりすると無気力になったり,逆に上司が親切に教えてくれなかったから悪い,と強く抵抗したりすることが多くなったので,部下を叱る上司が少なくなったし,部下が困っていると直ちに手伝ってやる上司が多くなってきた.職場の上司は大変優しい存在になってきたのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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