icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生47巻8号

1983年08月発行

文献概要

調査報告

成人病の遺伝的要因力と環境的要因力—中高年齢双生児研究の概観

著者: 早川和生1 清水忠彦1

所属機関: 1近畿大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.527 - P.534

文献購入ページに移動
Ⅰ.緒言
 人間の老化現象や中高年者の健康に関しては,一般に素因と環境要因の両面が問題になることが多い.老化や疾病に及ぼす環境面の影響を研究する場合遺伝要因が等しい一卵性双生児を利用する研究法は有力な方法と思われる.
 本報では,現在までに実施された諸家の中高年双生児の研究成果,特に悪性新生物,本態性高血圧,虚血性心疾患,老化現象,寿命などに関する過去の報告を総括検討してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら