文献詳細
特集 糖尿病—臨床から公衆衛生へ
文献概要
■はじめに
従来日本では,妊娠適齢期といえる若い糖尿病が少なかったためと,糖尿病で妊娠するととても危険だから,妊娠すべきでないと考えられていて,糖尿病臨床の中で,妊娠は常に二の次,三の次に置かれていた.
しかし,巨大児を分娩してから幾年か経つと糖尿病になっていく率が高くなることや,家族に糖尿病のある方は,妊娠を契機に糖尿病が発症することがあるなど,とくに若い女性の糖尿病と妊娠は深いつながりがあり,糖尿病臨床の中でも最も重要な部門であるということが出来る.
従来日本では,妊娠適齢期といえる若い糖尿病が少なかったためと,糖尿病で妊娠するととても危険だから,妊娠すべきでないと考えられていて,糖尿病臨床の中で,妊娠は常に二の次,三の次に置かれていた.
しかし,巨大児を分娩してから幾年か経つと糖尿病になっていく率が高くなることや,家族に糖尿病のある方は,妊娠を契機に糖尿病が発症することがあるなど,とくに若い女性の糖尿病と妊娠は深いつながりがあり,糖尿病臨床の中でも最も重要な部門であるということが出来る.
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