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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生48巻5号

1984年05月発行

文献概要

特集 小児の育成

乳児の神経発達

著者: 前川喜平1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学小児科

ページ範囲:P.323 - P.328

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■はじめに
 新生児の神経細胞は成人と同じと言われているが,新生児は成人と同じ行動は出来ない.脳重量も約330g1)と成人12002)〜1400g3)の1/4である.1歳では脳重量は出生時の約3倍となる.生後12ヵ月の間に,新生児期の寝たきりの状態から一人立ちや,早ければ歩けるようになる.このように乳児期は神経系の発達の最も著しい時期である.本論文では,乳児期の神経発達と行動発達について主に記載する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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