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文献概要
特集 結核対策の動向
保健所における結核対策—患者管理を中心として
著者: 遠藤和男12
所属機関: 1(前)新潟県糸魚川保健所保健課 2(現)新潟大学医学部公衆衛生学教室
ページ範囲:P.562 - P.569
文献購入ページに移動保健所というと,かつては「犬殺しと結核」というイメージが強かったし,実際,昭和30年代における定期健康診断,BCG予防接種,患者登録制度等様々な結核対策の確立については,保健所が重要な役割を果してきた.
昭和40年代以降,疾病構造の急激な変化と,公害等の環境問題も含めた住民ニーズの多様化とにより,保健所の業務は量的に増大したばかりでなく,質的にも変化してきた.
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