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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生49巻10号

1985年10月発行

文献概要

海外事情

自動車燃料のアルコール化がもたらす大気および健康に与える影響

著者: 津金昌一郎1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室

ページ範囲:P.705 - P.707

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 ●はじめに
 1980年に筆者が初めてサンパウロを訪れた際,鼻をつく刺激臭を感じ,それがアルコール自動車の排気ガスによるものであることを知らされ感心した覚えがあるが,当時はさして気になるものではなかった.しかし,1983年に再びサンパウロに降り立った時は,アルコール臭はかなり目立つものとなっており,その大気汚染としての意義に強い関心を抱いた.幸いにして,昨年,サンパウロ州環境公社(CETESB)とサンパウロ州立大学(USP)を訪れる機会があり,アルコール自動車がもたらす公衆衛生学的側面についての知見を得たのでここに紹介する.石油産出国でないわが国も,現在メタノール自動車等,他の燃料の導入が真剣に検討されており,この分野では世界に先駆けているブラジルの現状は大いに参考になると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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