icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生49巻12号

1985年12月発行

文献概要

調査報告

名古屋市西区における麻しん発生状況調査

著者: 神谷三千緒1 藤原重子1 木村隆宏1 多田利明1 川越くに子1 山田稔1 服部雅彦1

所属機関: 1名古屋市西保健所

ページ範囲:P.855 - P.859

文献購入ページに移動
●はじめに
 予防接種実施前の麻しんの発生は,1〜3歳児を中心に都市では隔年に流行し,4歳までに60%,9歳までにほとんどの者が罹患していた1)
 また麻しんは肺炎,脳炎などの重い合併症を起こす小児の重要な疾患として予防ワクチンの開発に期待が寄せられていた.また1歳前後までの罹患者に亜急性硬化性全脳炎の発症率が高いことなどから,特にこの年齢層の罹患予防がひき続き課題となっている2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら