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研究
鼻・中耳・副鼻腔がん死亡率の最近の日本における動向
著者: 福田勝洋1 須川和明2 本村昌一3
所属機関: 1北海道大学医学部公衆衛生学教室 2札幌医科大学衛生短期大学部 3北海道大学医学部耳鼻咽喉科教室
ページ範囲:P.143 - P.146
文献購入ページに移動鼻・中耳・副鼻腔のがんは他の部位に比べその発生頻度は比較的低いが,治療後の生存率は高いとは言えず,また,早期発見の方法も確立してはいない.従ってこの種のがんの対策としては第1次予防がきわめて重要であり,何が当該がんのリスクファクターであるか,どんな人間集団がハイリスクグループであるかなどが,充分に明らかになる必要がある.ここではその記述疫学の一環として,鼻・中耳・副鼻腔がん死亡率の最近の日本の動向を観察したので報告する.
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