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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生49巻2号

1985年02月発行

文献概要

研究

鼻・中耳・副鼻腔がん死亡率の最近の日本における動向

著者: 福田勝洋1 須川和明2 本村昌一3

所属機関: 1北海道大学医学部公衆衛生学教室 2札幌医科大学衛生短期大学部 3北海道大学医学部耳鼻咽喉科教室

ページ範囲:P.143 - P.146

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はじめに
 鼻・中耳・副鼻腔のがんは他の部位に比べその発生頻度は比較的低いが,治療後の生存率は高いとは言えず,また,早期発見の方法も確立してはいない.従ってこの種のがんの対策としては第1次予防がきわめて重要であり,何が当該がんのリスクファクターであるか,どんな人間集団がハイリスクグループであるかなどが,充分に明らかになる必要がある.ここではその記述疫学の一環として,鼻・中耳・副鼻腔がん死亡率の最近の日本の動向を観察したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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