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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生49巻3号

1985年03月発行

文献概要

資料紹介

がんの原因(The Causes of Cancer)—アメリカにおける避けることができる人がんリスクの今日的定量算出

著者: 星旦二1 徳留修身2 森亨3

所属機関: 1東京都葛飾区葛飾北保健所 2広島市安佐南保健所 3結核予防会結核研究所

ページ範囲:P.208 - P.210

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■はじめに
 英国の癌疫学者ドールとペットは,米国議会の要請を受けて "The Causes of Cancer"(がんの原因)をタイトルに,副題として "Quantitative Estimates of Avoidable Risks of Cancer in the United States Today"(米国における避けることができる人がんリスクの今日的定量)という論文を1981年に発表している.この報告書は "Journal of the National Cancer Institute(Vol. 66, June, 1981.)"に掲載されているが,Oxford出版からも別冊本として出版されている.
 この報告書は,人がんの避けられる定量的算出という点では,最も厳密でかつ詳細なものの一つと考えられる.報告の結論では,「人がんは主として,たばこや食生活などの生活習慣及び他の環境要因と密接に関係する疾患で,多くのがんは(一次)予防が可能である」と述べている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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