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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生5巻2号

1948年12月発行

文献概要

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普通感冒(Common Cold)の病原體分離

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.122 - P.122

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 所謂感冒(Colds)なるもののの本體如何は本日判然としていない。
 或る種の感冨(俗に言ふ風)は恐らく物理的原因に起因するものと思惟されるが,又到然と或る種疾病の徴候を現わす群の風が考えられる。普通感冒(Common Cold)なるものも恐らく疾患ではなく病原的には異つたものがあるに違いないが本日之れを何人も確と言うことが出來ぬ現状である。この或る種のものが濾過性病原體によることは既に30年來言はれて來たことであるが,最近National Institute of HealthのTopping及びAtlas両氏が始めて頭の風(Cold in the Head)より定型的濾過性病原體を分離證明した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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