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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生5巻3号

1949年01月発行

文献概要

特集 第2囘日本公衆衞生學會研究發表抄録 〔第2日〕11月13日(土)午前の部(9-12時)

(29)デング熱の研究 變性生病毒による豫防接種は何故有效であるか

著者: 堀田進1

所属機関: 1京都大學醫學部微生物學教室

ページ範囲:P.158 - P.159

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 デング熱病毒のマウス腦内接種を續けてゆくと,一定世代を經た後,病毒の人に對する起病性は消失するが,しかも免疫元性は尚殘存し,從つて之を用いて有效な豫防接種を期待することが出來る。この生病毒の有效なる所以を檢討する爲實驗を行つた。
 健康人に本生病毒(罹患マウス腦のタイロード液加乳劑)を皮内注射し,以後逐次的にヘパリン加血液および乳汁を無菌的に採り,之をマウス腦内に注射して發病の有無をみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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