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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生5巻6号

1949年04月発行

原著 最近における寄生蟲の諸問題・1

學術研究會議傳染性疾患研究特別委員會寄生蟲科會報告

驅蟲劑の寄生蟲産卵能及び卵の發育能に及ぼす影響の研究

著者: 森下薰1 竹山治1 伏見純1 永井光1 西村猛1

所属機関: 1大阪醫科大學微生物研究所

ページ範囲:P.325 - P.327

文献概要

 驅蟲劑投與の場合,當該寄生蟲の宿主體内に於ける産卵能に何らかの變化が起らないであろうか。從來恐らく一時的に産卵が阻止されるのではないかと考えられて居るが,確實な基礎の上に立つた議論は殆どない。又驅蟲劑の寄生蟲子宮内卵或は宿主の糞便内卵の發育能に影響する所はないであろうか。これに就いても何ら云うべき知見が得られて居ない。以上のことがらは臨牀的にも流行學的にも關係する所が少なくない。これらの問題に關連して次の研究を行う所があつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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