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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生50巻10号

1986年10月発行

文献概要

研究

肥満と心電図R-R間隔の変動係数

著者: 井奈波良一1 古野利夫1 岡田晃1

所属機関: 1金沢大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.703 - P.705

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■はじめに
 肥満はさまざまな成人病の原因となることは,よく知られている.近年,日本人も肥満傾向が顕著となってきているが,特に女子は男子よりもその傾向が強いといわれている1).したがって,とりわけ女子の肥満の成因を明らかにすることは,今後の成人病予防にとって重要な課題といえる.
 一般に,肥満は生体内の脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積された状態で,過食が最も重要な原因とされている.しかし,肥満を治療する目的で減食を行っても,ある程度以上には,体重が減らないことが,しばしば経験されるところから,肥満の原因が過食のみではないことが推定される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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