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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生50巻12号

1986年12月発行

文献概要

発言あり

自由課題

著者: 生田恵子 大塚知雄 加納克己 久常節子 渡部正

所属機関:

ページ範囲:P.781 - P.783

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変容を迫られている母子保健
 保健所の母子保健に係わる時代は終わったと言われ,その再編成が求められているが,保健所における母子保健の役割は本当に終わったと言えるのだろうか.
 確かに母子保健の水準を示す各種の数値は改善され,先進諸国の中でも上位を占めるに至った.しかし,核家族化の進行や居住環境の変化,地縁,血縁関係の稀薄化,女性の社会進出や意識の変化等により.世代間の断絶や育児の仕方などの違いからくる亀裂が生じている.その一方では,子育てに対する母親への期待感が一層大きくなっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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