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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生50巻3号

1986年03月発行

文献概要

特集 医師会活動

母子保健活動

著者: 伊藤助雄1

所属機関: 1北九州市医師会

ページ範囲:P.163 - P.170

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■はじめに
 わが国の母子保健は,大正年間に芽生えた.そして昭和15年,国民体力法に基づき,乳幼児の健康診査や保健指導が実施され,17年に「妊産婦手帳」が創設されて,妊婦を主体に,マイナス1歳へと進展してきた.戦後,40年の「母子保健法」制定により理念が明確にされ,その具体的な対策の推進が講じられてきた.
 その後20年過ぎた間に,母性および乳幼児の健康の保持・増進のため,「母子健康センター」(母子保健法22条)の活動もあって,教育事業が充実されてきた1).根本は,成人病の予防医学・健康医学は,小児(5〜6歳)に目を向けなければ遅い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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