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調査報告
静岡県富士川流域の日本住血吸虫症の調査成績
著者: 佐野基人1 寺田護1 記野秀人1 松下寛2 豊川秀治2 大堀兼男2 寺島綾子2 時田源一3 大枝十兵衛4
所属機関: 1浜松医科大学寄生虫学教室 2浜松医科大学公衆衛生学教室 3時田医院 4静岡県富士宮保健所
ページ範囲:P.349 - P.351
文献購入ページに移動静岡県富士川流域の日本住血吸虫症(日虫症)は古く大正初期の1914(大正3)年に,駿東郡と富士郡にまたがる浮島地方においてすでにその分布が知られていた.
1958年前後には,新たに富士川流域の富士川町で,上流の甲府盆地と共に本症の流行分布が確認され,当流域は再び注目を集めることになった.
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