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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生50巻5号

1986年05月発行

文献概要

研究

身体計測に基づく骨格筋肉量の測定について

著者: 中尾俊之1 藤原誠二2 田中剛二1 笠井健司2 宮原正2

所属機関: 1東京都済生会中央病院内科 2東京慈恵会医科大学第2内科

ページ範囲:P.357 - P.358

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●はじめに
 筋疾患や栄養障害のある患者などでは,骨格筋の消耗を認める.このような骨格筋の消耗の判定は,従来一般に視診や触診などの主観的な判断にゆだねられてきたが,病勢の進行や治療の効果をより正確に把握するためには,計測に基づく客観的な表現が望ましい.
 身体計測に基づく骨格筋肉量の表現方法としては,上腕の周囲径と皮下脂肪厚を測定し,上腕筋肉周囲径を算出する方法が報告されているが1),筆者らはこの身体計測法に改良を加えて,その有用性および健常人での測定値について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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