文献詳細
文献概要
特集 新しい地域活動の展開を求めて—コミュニティ・ワーク
コミュニティ・ワークの概念
著者: 岡村重夫1
所属機関: 1大阪市立大学
ページ範囲:P.436 - P.440
文献購入ページに移動コミュニティ・ワーク(community work)という用語は,英国のものであるといわれているが,その英国においてもコミュニティ・ワークの意味内容や機能については,必ずしも見解は一致していない.その実情については,すでにわが国にも早くから紹介されているので,その例をここにあげておく.
「ある活動が機関の外部でなされたり,事業が法令に基づかないで行われるとか,そしてボランティア,とりわけ誰よりもコミュニティを代表する青年ボランティアを巻き込んでいるだけで,それがコミュニティ・ワークと考えられがちである.
掲載誌情報