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調査報告
大都市における胃がん検診受診率の向上について
著者: 川島清輝1 中村孝臣1 稲垣哲夫1 石井紀恵子1 田村登輝子1
所属機関: 1札幌市西保健所
ページ範囲:P.487 - P.492
文献購入ページに移動わが国においては,がん,脳卒中,心臓病等の成人病が主要死因となり,国民保健上大きな問題となっている.特に胃がんは,男女共にがん死亡の第1位を占めており,昭和59年の胃がんによる死亡者数は49,785人(男30,879,女18,906)である.まさに,胃がんの制圧は全国的な重要課題である.
昭和58年2月に老人保健法が施行され,厚生省は61年度に胃がん検診受診率を30%(約1,060万人)目標にしていることから,全国的に今後の胃がん検診のあり方に大きな関心が集まっている.
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