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特集 へき地・離島の保健・医療
離島と駐在保健婦—沖縄県の現状と課題
著者: 伊波茂雄1
所属機関: 1琉球大学医学部保健学科保健管理学教室
ページ範囲:P.535 - P.544
文献購入ページに移動昭和26年,保健所法が制定され(当時の琉球政府及び立法院による独自の法律)保健所が設置された.この時公衆衛生看護婦が誕生し,駐在制度が確立された,当初は沖縄本島北部,中部及び南部の3保健所に40人が配置されたが,次第に増員され,日本復帰(昭和47年)後は保健婦という名称に変わり,昭和60年には県と市町村保健婦合計が211名となった.
市町村保健婦は,昭和50年に初めて2名採用され,60年には21市町村で36名配置されている.県駐在保健婦と市町村保健婦はほとんど地区分担制となっている(表1,図1).
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