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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生50巻8号

1986年08月発行

文献概要

特集 へき地・離島の保健・医療

へき地歯科保健医療問題

著者: 末高武彦1

所属機関: 1日本歯科大学新潟歯学部口腔衛生学教室

ページ範囲:P.551 - P.555

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■はじめに
 国民皆保険制度は,医療受療の社会的経済的な機会均等を目指し,昭和36年から全国的に実施をみた.しかし,同制度が実施されて以来25年を経た今日,人口10万対地域歯科医師数は,表に示すごとく市町村の人口規模により大きな格差を示しており,いまだ無歯科医町村,無歯科医地区が全国的に存在している.
 本稿では,へき地歯科医療対策が実施されてから25年を経た今日,これまでのへき地歯科医療対策をふりかえり,今後のへき地歯科保健医療,すなわち,へき地住民がより等しく歯科保健医療を受けられる対策について,筆者の考えを述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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