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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生51巻10号

1987年10月発行

文献概要

特集 母子関係

母子関係とパーソナリティの発達

著者: ジーン・モイ

所属機関:

ページ範囲:P.668 - P.673

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■はじめに
児童心理学,児童精神医学の専門家たちは,子どもが心身ともに正常に育ち社会的にも適応していける人になるか,あるいは人格障害を持つようになるかを左右する上で生後3年間の環境が重要であるということに同意している.身体的,心理的な遺伝因子が,子どもの成長・発達に重要な役を果たすことは当然である.ここでは,紙数に制限があるので,1)生後3年間の母子関係の概観,2)正常なナルシシズム,3)分離と個体化の過程での失敗,4)父親の役割,5)この理論を日本社会に適用することについての若干の考察を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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