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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生51巻10号

1987年10月発行

文献概要

疫学ワークショップ・2

食塩と高血圧—INTERSALT Study

著者: 橋本勉1

所属機関: 1和歌山県立医科大学公衆衛生学

ページ範囲:P.714 - P.718

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■はじめに
 食塩と血圧に関する国際共同研究 "INTER-SALT Study" はもともと1982年7月,国際心臓連合とWHOの共催で行われた「循環器疾患と予防に関する10日間国際セミナー」で与えられたプロトコール作成のための課題であった.28人の参加者が,4グループに分けられ,プロトコール作成作業を行った.このセミナーがきっかけとなり,その後多くの研究者たちによる2年半にわたる論議の末,1984年12月,本研究の計画書が完成され実施に移された.本研究は世界中の32カ国,わが国の3研究施設を含め52研究機関が参加し,現在実施中である.このINTERSALT Studyが実施されるに至った経緯と本研究の研究計画の方法論について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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