文献詳細
文献概要
特集 救急医療システム
救急医療システムの現況—救急医療情報システムを中心に
著者: 青山松次123
所属機関: 1医療法人共栄会鳥海病院 2日本病院会 3神奈川県病院協会
ページ範囲:P.757 - P.762
文献購入ページに移動昭和42年より,神奈川県医師会と同病院協会は協力して地域医療活動1,2)を開始し,昭和43年度には,救急医療について県知事の諮問を受け,調査活動を行い,年末には答申するとともに3),横須賀市医師会が電話コントロールを主にして,臨時休日急患診療所の実験を開始した4).その後休日急患診療所は,本県における地域医療開発の拠点として進められ,現在ではほとんどすべての郡市医師会の近代化につながっている.
電話コントロール方式は,その後鎌倉市医師会の努力により,わが国で初めてのコンピュータによる救急医療情報システムとして昭和49年に完成を見た4,5).
掲載誌情報