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特集 老人保健法—4年が経過して
老人保健法施行4年の実態
著者: 柳川洋1 坂田清美1
所属機関: 1自治医科大学公衆衛生学教室
ページ範囲:P.119 - P.124
文献購入ページに移動老人保健法が施行されて以来4年が経過した.本法の特徴は疾病の予防,治療,リハビリテーションを一体化し,市町村を実施主体としたことである.
高血圧,脳卒中,がんなどの慢性の経過をたどる成人病対策の理想的な姿は,できるだけ住民と密着した形でサービスが提供され,疾病自然史の全過程が一つの連続した流れとして,とらえられることである.その意味からも老人保健法の意義は大きい.
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