icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生51巻3号

1987年03月発行

文献概要

特集 胃癌—その知識と対策のために

胃癌の診断と治療—現状と将来

著者: 舩冨等1 八田善夫1

所属機関: 1昭和大学医学部第二内科学教室

ページ範囲:P.155 - P.159

文献購入ページに移動
■はじめに
 胃癌に限らず癌診療の基本は早期発見,早期治療であることはいうまでもない.幸いわが国においては,胃集団検診,人間ドックが広く行われており,国民の胃癌に対する関心の向上とともに,その発見数も増加しつつあると考えられる.しかし,発見された胃癌が必ずしも根治可能なわけではなく,進行癌症例が多く含まれていることも事実である.したがって本稿では,診断に関しては,早期診断における諸問題,工夫を中心に,また,治療に関しては進行癌あるいは,手術不能の症例に対する治療を中心に述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら