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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生51巻3号

1987年03月発行

文献概要

日本列島

看護教育の将来—岐阜

著者: 井口恒男1

所属機関: 1岐阜県衛生環境部

ページ範囲:P.213 - P.213

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 東海地方は関西地方や関東地方と並び,看護婦確保の困難な地域となっており,給与水準が民間に比べ低い公立病院ではより深刻な状況にある.供給をはるかに上回る需要により,各病院とも看護婦数の一割以上の新陳代謝がみられ,供給過剰気味の九州,四国方面と比べ,看護婦の平均年齢にも差があるように思われる.
 ところで看護婦養成は,中学卒以上を対象とした2年課程の准看護婦と高校卒以上ないし准看護婦を対象とした2〜3年課程の看護婦の養成となっているが,専修学校他各種学校としての職業教育によるものが多い.岐阜県においては14校の准看護婦養成施設(2高校の衛生看護科を含む)と,高校卒後3年課程(一看)6校,准看護婦対象の2〜3年課程5校(1校は一看と同施設)計24施設で養成されているが,いずれも専修学校他各種学校であり,大学はない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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