icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生51巻5号

1987年05月発行

文献概要

特集 休養の科学

休養と生活—健康相談からみた入浴の諸問題

著者: 岡惺治

所属機関:

ページ範囲:P.332 - P.334

文献購入ページに移動
■はじめに
 入浴といえば,きまって「日本人の風呂好き」が話題になる.たしかに9割の世帯が内風呂を持ち,8割の人が毎日ないし隔日に入浴している実態からみて,この習慣は日本人の生活を考える場合,不可欠の要素といえよう.とくに休息,休養との関係が密接であり,衛生的な習慣とされているだけに,入浴の健康管理上の意味は大きい.
 しかしその割に,実生活に即した好ましい入浴法や,入浴に関する具体的な保健指導の機会は,さほど多くないように思われる.ここではまず,入浴に関して認められている,保健学的な一般論を簡単に述べ,次に健康相談や保健指導の場面を通しての,入浴問題のいくつかを考えてみることにしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら