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調査報告
妊娠を境とした喫煙行動の変化とその要因
著者: 赤池陽子1 清水弘之1 久道茂1 田山澄夫2 庄司淳子2
所属機関: 1東北大学医学部公衆衛生学教室 2仙台市南保健所
ページ範囲:P.350 - P.353
文献購入ページに移動近年わが国では,成人男性の喫煙率が減少している一方で,未成年者と若い女性の喫煙率が増加している1).特に性成熟期の女性の喫煙率の増加は妊婦喫煙の増加に直結し,公衆衛生上の新たな問題となっている.
喫煙習慣をもつ女性が妊娠をした場合,喫煙を中止する者と継続する者に二分される.今回私たちは,その両群にどのような差がみられるのかを明らかにし,禁煙指導を進める基礎資料とすることを目的に,妊婦に対する喫煙の調査を行った.
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