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調査報告
肥満中高年女性に対する運動指導と食事指導の効果の検討—東村山市スポーツ教室参加者について
著者: 内山巌雄1 市川勇1 横山栄二1 栃原裕2 梶本雅俊3 阪上裕子4 山田香代5 小林加代子6 北島正子6 流石ゆり子6 秋本恵子6 東嶋千草6 藪本初音6 楠木伊都美6
所属機関: 1国立公衆衛生院労働衛生学部 2国立公衆衛生院生理衛生学部 3国立公衆衛生院栄養生化学部 4国立公衆衛生院衛生行政学部 5国立公衆衛生院専門課程 6国立公衆衛生院専攻課程
ページ範囲:P.490 - P.497
文献購入ページに移動近年,日本人の食生活や生活様式の変化に伴い肥満者の増加が注目されている.肥満は多くの成人病と密接に関係することから1〜3),各分野において肥満の改善に対する取り組みがなされている.しかし従来の肥満教室は,栄養指導を中心としたものが多く,肥満の改善の評価も体重の増減,血液所見,自覚症状が主体となっており,その評価方法や地域での指導の継続方法など問題点も多い.
そこで今回は肥満中高年女性を対象に,運動と食事の両面から指導を行い,総合的に効果を検討した.また,この指導の中で一部の対象者に運動による循環機能の改善を評価する一つの方法として,トレッドミル運動負荷試験を試みた.
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