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雑誌目次

雑誌文献

公衆衛生51巻9号

1987年09月発行

雑誌目次

特集 運動と食生活

健康増進の世界的趨勢

著者: 松田朗

ページ範囲:P.588 - P.592

■はじめに
 近年の国民栄養の向上,公衆衛生・生活環境の改善,さらに医療技術・医療体制の進歩は,かつての結核等の感染症を中心とした疾病構造を一変させ,乳幼児・小児の死亡率の大幅な改善ともあいまって,国民の平均寿命を飛躍的に延長させた.しかし,一方で労働環境における機械化,家庭生活における電気製品の普及等による省力化は,国民全体に運動不足を招き,また食生活習慣の変化等ともあいまって,虚血性心疾患,脳血管疾患,高血圧,糖尿病,さらには悪性新生物など,いわゆる成人病が疾病問題の中心となってきた.
 これらの成人病は,日頃の生活習慣,食生活・運動習慣・休養のとり方などに大きく依存し,健康に対する意識的な努力を行うことによって予防することがかなりの程度まで可能であるところから,従来の早期発見・早期治療に加え,健康づくりという観点から対策を推進することが重要となってきた.

運動・栄養・休養とはいうけれど—運動をすすめる難しさ

著者: 浅見俊雄

ページ範囲:P.593 - P.598

■はじめに
 健康な生活を送るためには,運動・栄養・休養の3本柱をバランスよく適切にとるのが大切であるというのは,健康指導の上での決まり文句となっている.しかし,言うは易く行うは難しというか,「わかっちゃいるけど」というのが健康に対する実際の行動であるといってよいだろう.
 以前,健康に関して一般市民を対象としたシンポジウムが行われた時のことである.このシンポジウムには,内科(循環器)の医者,栄養学者,精神科の医者,そして筆者も講師として参加した.シンポジウムでは,内科医は食塩摂取と高血圧の関係を中心に(場所は東北地方であった),栄養学者は食生活での栄養のバランスの問題を,精神科医は精神的ストレスへの対処の仕方を,そして筆者は日常生活の中での運動のすすめを説くというのが内容であり,これらを総合して,参加者に健康的なライフスタイルの設計を考えていただこうという趣旨であった.

中高年者に対する運動指導の原理と注意

著者: 武藤芳照 ,   友吉由紀子 ,   馬場深雪

ページ範囲:P.599 - P.604

■はじめに
 現在,スポーツは,その目的・対象により表1のように分類されると考えられる.従来のスポーツは,競技スポーツ,レクリエーションスポーツ,学校体育としてのスポーツが中心であったが,最近,健康スポーツが急速な勢いで普及・発展を遂げてきた.また,かつては,健康な青年男子がスポーツを行うという形がごく一般的であったものが,現在生後間もない乳児を含めた子ども,70代,80代を含めた高齢者まで幅広い年代層がスポーツを行うようになった.とくに,中高年者が自らの健康・体力の保持・増進,あるいは疾病・障害の治療・予防のために,ジョギング,水泳,テニス,ゲートボール,ウォーキング,筋力トレーニングなどの様々な身体運動・スポーツを実践する光景は,今や社会に定着したといってよい.
 しかし,中高年者の身体特性を無視した,誤った方法や不適切な環境でスポーツを行えば,いたずらにスポーツ障害を発生させるばかりである.そこで本稿では,中高年者の運動指導に当たって必要と考えられる原理と注意を述べてみたい.

健康・体力づくりのための運動の普及

著者: 青木高

ページ範囲:P.605 - P.609

■運動の必要性
 この数年の間に急成長を遂げた産業のひとつに,アスレチック産業があります.現在すでに600カ所,見通しとしては3,000カ所に達し,1兆円に迫る一大産業に乗し上がる気配さえうかがえます.このように国民の間に運動を志向する動きが強くなっています.これに対応するかのように厚生省も,運動に意欲的に取り組みつつあります.62年度中に運動を生活に取り入れるうえでの目安となる運動所要量の策定を行いますし,運動指導者の養成というマンパワーの充実にも,強い姿勢を示しています.そして老若男女を問わず,ジョギング,エアロビクス,ヨガ,体操と様様な運動に汗をかいています.
 先般発表された「レジャー白書'87」でも,運動ブームを知ることができます.レジャー活動の中での参加人口をみると,体操3,780万人,ピクニック・ハイキングに3,700万人,海水浴に3,700万人,ボウリングに2,890万人,ジョギングに2,690万人というように,多くの国民が運動に親しんでいます.なぜ,それだけの人が運動に参加するようになったのか,その理由は次の四つに集約されるでしょう.

生活活動強度と栄養所要量

著者: 橋本勲

ページ範囲:P.610 - P.615

■はじめに
 健康づくりのために運動をする場合に,栄養素をどの程度,どのようにして摂取すべきかを考えることは非常に重要なことである.運動をするかしないかによってエネルギーの消費量に大きな差が生じ,それによって栄養所要量が影響されることによる.糖質,脂肪,たん白質の三大熱源栄養素は,生体の生命活動の燃料としてばかりでなく,正常な発育,発達や健康の保持と増進のために毎日摂取する必要がある.またエネルギー源とはならないミネラル,ビタミン類についても同様のことがいえる.各栄養素について1日に摂取すべき量の目安を,栄養所要量と呼んでいる.この所要量は年齢,性,身体の大きさ,身体活動量,自然環境条件によって影響される.したがって,各個人についての適切な栄養所要量を決定するためには,いま述べたところの諸条件について考慮することは大切なことである.
 これまで,各職種を労作強度別に分類することによって身体活動量の程度を決めることができたが,昨今の省力化,生活様式の多様化によって従来の方式では身体的活動量を評価することが困難になり,日本人の栄養所要量の第三次改訂を実施するに当たって「生活活動強度」の概念を導入した.その上,健康の維持増進のために「付加運動量」の概念をも取り入れた.

健康・体力づくりのための運動と食事の接点

著者: 鈴木正成

ページ範囲:P.616 - P.620

■「運動・休養・栄養」という保健行政の三本柱について
 運動と食生活に関する本特集において,筆者に与えられた原題は,「健康体力づくり……運動と栄養の接点」というものであったが,表題のように栄養を食事に変えさせていただいた.実は運動と栄養という用語に,現代の健康思想や食思想のさまざまな混乱の原因があり,保健行政にあって医学と体育,栄養と運動などがうまく噛み合わない原因があると考えるからである.
 栄養とは食物に含まれる栄養成分が,体内において利用されていく過程と,それが生体にもたらす効果をとらえる生体現象であるといえる.運動や休養は,摂取した栄養素の体内利用(代謝)のされかたに影響を及ぼし,栄養効果を左右する生活条件である.したがって,栄養は運動や休養と同列に並べられるべきものではない.その証拠の一つに,保健行政の三本柱のそれぞれを「する」という動詞にして呼ぶとき,「運動する」,「休養する」とは言えるが「栄養する」という用語がないことが挙げられる.当然のことながら「運動・休養・栄養」は「運動・休養・食事」であるべきであり,「栄養する」ではなく「食事する」という用語で動詞化されるべきものである.

食事とスポーツ障害

著者: 小野三嗣

ページ範囲:P.621 - P.625

■はじめに
 ハングリースポーツなどという言葉には,一流のスポーツ選手になるためには飽食暖衣ではだめなのであって,闘争心がむき出しになるような飢えた状態でなければならないというような考え方がこめられているようであるが,その一方では満足な食事が与えられていなかったために,集中力が低下して思わぬ大けがをしたというような話も聞こえてくる.したがって食事とスポーツ障害というテーマに忠実に答えるためには,食事の精神状態に与える影響という観点も踏まえて論じなければならないように思われるが,ここでは食事の持つ栄養学的背景に立ってのスポーツ障害に限定して考察することにする.

鳥取県における健康増進センターの成果

著者: 堺宣道

ページ範囲:P.626 - P.630

■はじめに
 鳥取県内には,三つの県立の健康増進センターがある.まず,昭和50年に県東部に設置され,昭和55年に西部に,昭和57年に中部と相次いで設置された.
 施設の規模は3センターともほぼ同じであり,また,業務内容も健康診断を中心とした栄養指導・生活指導,また体育施設を利用した運動指導の他,肥満児教室・高血圧教室等の各種健康教室の開設など,3センターともほぼ同様である(表1,表2).

対談・連載

公衆衛生の軌跡とベクトル(1)—戦後公衆衛生の出発

著者: 橋本正己 ,   大谷藤郎

ページ範囲:P.631 - P.639

戦中・戦後の混乱を通して
 大谷 戦後と言えば,私はまだ京都大学医学部の学生でした上に,昭和23年に結核に罹り,入院と田舎での療養生活でしたので,昭和20年代前半の公衆衛生に関しては学生として,しかも後には病人の目でしか見ていません.
 大学を昭和27年に卒業し,公衆衛生に入ることになったのですが,そのころの保健所は結核に大きくかかわっていて,結核患者である自分自身の問題を扱っていたこと,体に自信がなくて同病の人の相談やデスクワークならできるだろうということから入ったので,あまり公衆衛生の正統派とはいえません.しかし,その分だけ失業で収入のない結核のような慢性患者の医療費や生活費をだれがどうするのかについては,自分自身にもかかわって強い関心を持っていました.先生は,戦争中には軍隊へとられていたわけでしょう.

講座

栄養疫学—2.近代科学としての栄養疫学

著者: 豊川裕之

ページ範囲:P.641 - P.646

■はじめに
 個人についてではなく,人間集団について健康現象を観察して,その資料を収集し,整理・加工の後に統計処理を行い,その結果を考察して,該当集団の健康現象に何らかの規則性(頻度分布,関連,因果など)を見つけることが疫学(epidemiology)の研究である.とくに栄養現象について観察することに始まる疫学的研究を栄養疫学という.栄養疫学研究は,調査論と統計分析論の上に成立する,疫学調査には,断面調査(cross sectional study),患者―対照調査(case control study),コホート調査(cohort study)など種々あって,それぞれに一長一短があり,時と目的に応じて使い分けることが必要である.それらの方法論について詳述する前に,疫学研究の基本を整理することにしよう.

発言あり

男女雇用機会均等法

著者: 田中平三 ,   揚松龍治 ,   鈴木治子 ,   佐野正人 ,   庭山正一郎

ページ範囲:P.585 - P.587

性役割分担と同一労働同一賃金
 女性の人生は4期に分けられよう.第1期は成長期であり,教育を受ける時期である.第2期は育児期,第3期は次世代の育成義務からの解放期,第4期は老後である.第1期後の数年間は,社会活動(職業に就くなど収入を伴う活動のみならずボランティア活動,市民運動,学習活動など非収入活動も含む)に従事しているが,間もなく第2期へ移行し,社会活動を離れる.第2期は20歳代後半からの5〜10年間で,期間の長さは出産児数による.第2期と比較して第3期では,主として非収入活動の増加が認められるが,収入を伴う活動には増減がないといわれている.第2期に育児・家事と職業とを両立させえた女性のみが,引き続いて第3期にも収入活動に従事しているということになる.平均余命の延長と出産児数の減少に伴い,良妻賢母時代に比べて近年では,第3期が大幅に延長してきた.「男女雇用機会均等法」が,育児・家事と職業の両立に加えて,第3期存在の認知と,この時期における収入活動の増加とに寄与することが期待される.
 一方,女性の残業時間が延長され,深夜業禁止や危険有害業務就労規制なども大幅に緩和されつつある.母性の尊厳と保護を前提とし,「性役割分担を廃止し,モノの生産領域とイノチの生産領域における両性役割の相互乗り入れが可能な社会」が実現されるのであろうか?

疫学ワークショップ・1

環境と健康の疫学

著者: 小町喜男

ページ範囲:P.647 - P.649

■はじめに
 日本衛生学会の疫学ワークショップの第1回は,名古屋大学青木國雄教授司会のもとに開催され,「疾病発生要因のMultidisciplinary approach」のテーマで議論された1).第2回は,九州大学廣畑富雄教授のもとで開催され,「疫学とHFA(Health For All)」のテーマで討論が行われた2).そして,第3回を筑波大学で行うこととなり,山口誠哉教授と私とが担当した.衛生学会には,学会の主催する三つのワークショップがあるが,疫学もその一つである.この疫学ワークショップの意図するところは,「わが国の医学の発展に疫学の果たした役割は大きい.しかし,疫学が正確に理解され,正確に応用されてきたかについては問題がある.また,これらのことが疫学の評価にも大きく影響を与えているので,関連医学会の人々と共に討論を行い,疫学の正しい理解と発展を図る必要がある」ところにあると考えている.
 このような背景のもとに,過去2回,盛大に開催された後をうけて,筑波では,「環境と健康に関する疫学」のテーマのもとにワークショップを行った,今回,本誌に集録したのは,このワークショップのうちのシンポジウム「環境と健康」に関する部分のみである.

喫煙と健康

著者: 富永祐民

ページ範囲:P.650 - P.654

■はじめに
 これまでに内外で行われた多くの疫学的,実験的研究から,喫煙の影響は広範囲に及ぶことがわかってきた.喫煙は喫煙者自身の健康を障害するほか,受動喫煙により周囲の非喫煙者の健康にも種々の悪影響を及ぼすことが明らかにされてきた1).そのため,喫煙は近年,重要な公衆衛生上の課題になっている.
 喫煙は飲酒と共に嗜好の一つであり,長い歴史を有している.特に過去においては成人男子の喫煙は"ごく普通のこと"とみなされ,非喫煙者の方が"変り者"とされていた.しかし近年,喫煙の健康影響が明らかにされてから,肺がんなどの喫煙に関連した各種疾患の予防,健康増進などのために禁煙する人が増加し,日本でも"喫煙は悪"であり,"喫煙しないことはよいことである"という考えが優勢となってきた.喫煙が健康によくないことは大部分の喫煙者も認識しているが,喫煙の健康影響は十分知られていない可能性もある.本総説では喫煙の健康影響を整理,展望し,今後の公衆衛生従事者の喫煙対策に役立てたい.

飲酒と高血圧

著者: 上島弘嗣

ページ範囲:P.655 - P.660

■はじめに
 高血圧の非薬物療法と高血圧の一次予防の観点から,アルコールが食塩や肥満の問題に加えて重要視されるに至ったのはごく最近のことである.
 アメリカの「高血圧の発見,評価,治療に関する合同委員会」の1984年の報告書では,高血圧の非薬物療法の中に初めてアルコールの制限…1日56.8g以下に…が明記された1).1985年のKaplanの高血圧の非薬物療法に関する総説においても,アルコールの昇圧作用にふれ,1日60ml以下にするようにと述べている2).1986年のWHO/ISH(世界高血圧学会)の軽症高血圧に関する専門委員会の報告書でも,肥満,アルコール,食塩の三つの非薬物療法について述べ,アルコールを肥満に次ぐ因子として初めて取り上げた3)

衛生公衆衛生学史こぼれ話

41.エイズと梅毒(1)

著者: 北博正

ページ範囲:P.661 - P.661

 最近登場した難病の一つにエイズがある.毎日のようにマスコミを賑わし,来世紀には人類が絶滅するだろうといった予想まで出されている.世界中の医学陣が総動員されて,種々の新知見が得られているが,拙文が活字になるころにどの程度に事態が進展しているかわからないが,とにかく"こぼれ話"の話題となるのはまだまだ先のことであろう.そこでエイズに似たような性格を持ち,全人類的な大問題として登場して来た梅毒と比較して,15世紀以降,梅毒が広がった経過に対し,人々はどのように対応して来たかを"こぼれ話"的に拾って,エイズ対策の参考にしようとするものである.
 およそ人類を広範に,また激しく襲った流行病を時代別に挙げると,つぎのようになるだろう.

ぷりずむ

エイズがきた

著者: 園田真人

ページ範囲:P.662 - P.662

1年前,「エイズの背景」というエッセイを書いた.その内容は"1981年,アメリカのロスアンゼルスで5人の男性同性愛者がカリニ肺炎で死亡したと報告され,2年後に原因ウイルスが発見された.1986年の統計ではアメリカは16,458人,日本は14人のエイズ患者発生がみられる.主な危険因子は男性の同性愛行為によるもので,有名なキンゼイ報告(1952年)によると,アメリカ人男性の44%が思春期前に男性同性愛の経験があり,その中の17%は肛門性交の経験があるという.30数年前のデータがこの数字だから,アメリカではいかにこの風習が多いかが分かる."
 "しかしホモセクシュアルはアメリカの専門ではなく,古くは創世紀第19章の古代ギリシャの記述にあり,日本の武家時代は稚児,若衆,にせがあり,最近はオカマという.中国は弄童,龍陽,像姑といい,朝鮮では尻童,男四男というのがある.男性同性愛の原因は,エリス,フロイド,ヒルシュフェルドなどの性科学者の論文があるが,まとめると,精神的バイセクシュアル,肛門フェチシズム,生活環境(刑務所,軍隊,寄宿舎)の異常,伝説的な行為,老人性痴呆のためであるという.

日本列島

ねたきり者基礎調査—長野

著者: 藤島弘道

ページ範囲:P.598 - P.598

 昭和61年6月1日〜8月31日にかけて行われた,長野県ねたきり者の基礎調査がまとまった.
 表1のように総数6,861人で,女性の方が多い.内容をみると,年齢別では,60歳以上が6,590人で,全体の96.1%を占めている.更に年代別でみると,人口千対で,70〜74歳12.2,75〜79歳25.0,80歳以上59.8と,当然ながら年代に応じて高率となっている.また,地域差もあり,最低の保健所1.4から最高7.8となっている.

肥満度と血液検査成績—仙台市

著者: 土屋眞

ページ範囲:P.604 - P.604

 肥満者は一般に,高血圧・糖尿病・高脂血症・心臓病・その他になりやすいため,集団検診で発見された者や,市政だよりで応募した市民に対し,肥満教室がよく開催される.この教室で,筆者も「肥満と健康」等のテーマで講師を受け持ち,肥満解消の必要性を強調してきた.
 表は,一般健康診査(基本健康診査)を受けた,東保健所管内の30歳以上の市民の成績を計算して得た頻度である.他市町でも類似の値が得られていようが,参考になれば幸いである.集検では空腹時の採血とは限らないが,別に調査した筆者の成績でも,血清総コレステロールとGOT,GPTは,食事時間の影響が殆ど認められない.肥満度の算出は,ブローカ桂氏変法を用いた.

61年度県民栄養調査まとまる—長野

著者: 藤島弘道

ページ範囲:P.646 - P.646

 長野県では,3年に1回ずつ県民栄養調査を行っているが,今回61年度分について,その概要がまとまった.食品成分表の改訂,摂取食塩量の計算方法の変更等があり,比較検討にはやや問題を残したが,いくつかの点が明らかになった.
 (1)VB2を除き,摂取量は所要量を上回っているが,熱量・蛋白質等でみると,世帯間格差は大きい.

基本情報

公衆衛生

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1170

印刷版ISSN 0368-5187

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