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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生51巻9号

1987年09月発行

文献概要

日本列島

肥満度と血液検査成績—仙台市

著者: 土屋眞1

所属機関: 1仙台市衛生局東保健所

ページ範囲:P.604 - P.604

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 肥満者は一般に,高血圧・糖尿病・高脂血症・心臓病・その他になりやすいため,集団検診で発見された者や,市政だよりで応募した市民に対し,肥満教室がよく開催される.この教室で,筆者も「肥満と健康」等のテーマで講師を受け持ち,肥満解消の必要性を強調してきた.
 表は,一般健康診査(基本健康診査)を受けた,東保健所管内の30歳以上の市民の成績を計算して得た頻度である.他市町でも類似の値が得られていようが,参考になれば幸いである.集検では空腹時の採血とは限らないが,別に調査した筆者の成績でも,血清総コレステロールとGOT,GPTは,食事時間の影響が殆ど認められない.肥満度の算出は,ブローカ桂氏変法を用いた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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