文献詳細
発言あり
文献概要
故深沢晟雄沢内村長(岩手県)は,昭和36年第二期目の村長になるや,「生命尊重の行政」を政治スローガンにした.日本医師会の武見太郎先生や勝沼晴雄先生の指導の下に,加藤邦夫沢内病院長と共に,住民の生命を守ることが行政の基本であると叫び続けた.さらには,「住民の命を守るために,私の命をかけよう」と村議会において宣言した.
与えられた人間の命が完全に燃焼しつくすためには,健康増進,予防,検診,治療,社会復帰の五つの包括医療が,地域医療として実践されなければならない.
与えられた人間の命が完全に燃焼しつくすためには,健康増進,予防,検診,治療,社会復帰の五つの包括医療が,地域医療として実践されなければならない.
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