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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生52巻12号

1988年12月発行

文献概要

特集 長寿社会と公衆衛生

長寿社会と国際人口問題

著者: 河野稠果1

所属機関: 1厚生省人口問題研究所

ページ範囲:P.820 - P.825

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■世界各地域の平均寿命の現状
 第二次世界大戦以後の人口に関して世界で最も特筆すべき変化は,死亡率の低下とそれに密接に関連する平均寿命の伸長であり,その結果としての世界人口の急速な増加である.戦後の世界人口の増加はあまりにも激しく,古今未曽有であるだけに,それはしばしば"人口爆発"という言葉で表現された.
 表1,2は,1950年から2025年にかけての世界・先進地域,発展途上地域および7大主要地域における男子と女子の平均寿命の推移を示したものである.ちなみにここで示した平均寿命は5カ年平均の数値であり,1985年までは実績値に基づく推定であるが,1985〜90年以降は将来推計である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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